1年前の自分よりも成長していると
   確信を持てることです。


   
   藤原 愛奈

   Aina Fujiwara

   看護師 2年目

Q1 仕事内容について教えて下さい。

利用者のお家にお伺いし、病状観察や必要なケアを行います。
具体的にはバイタルチェック、注射、点滴、清拭、排泄ケア、入浴介助、記録などです。
仕事をする上で一番大切にしていることは、ただ医師から指示されたケアを行うだけではなく、その人が自宅で快適な療養生活を送るためには何をすべきか、何が必要かを考え、スタッフ皆で共有し意見を出し合い、その人に合わせた最適なケアを実施することです。万全の体制が整っている病院での環境とは違い、利用者やご家族の状態を考慮し、自宅で安心して生活のできる療養環境を作っていきます。その際、ご家族の身体的・精神的サポートも欠かせません。
MEIN HAUSでは医師、看護師、理学療法士、介護福祉士など様々な職種のスタッフが働いています。情報共有を常に行い、各方面から意見を出し合うことでより高度な医療・介護サービスに繋がると思っています。

Q2 入職した理由を教えて下さい。

子供から高齢者まで幅広い看護ができると知ったからです。
MEIN HAUSではまだまだ受け入れ困難とされている重症児を多く受け入れています。また、看護小規模多機能型居宅介護という日本で数少ないサービスを行っていることも魅力でした。他の施設ではなかなかできない看護を学び実践することで、これからの看護師として貴重な経験ができると思ったので入職を決意しました。

Q3 1日のスケジュールを教えて下さい。

     8:45        出勤
     8:45〜9:00     朝のミーティング
     9:30〜12:00    訪問看護
     12:15〜13:00  昼休憩
     13:00〜16:30  訪問看護
     17:00〜17:30  記録
     17:30 退社

Q4 やりがいを教えて下さい

何度も何度も問題にぶつかり、それを解決していくうちに技術や自信がつき1年前の自分よりも成長していると確信を持てることです。
あるとき、私はある患者さんのパウチ交換をしようとしていたのですが、上手くいかず、どうしようかと悩んでいました。それに気づいた患者さんが丁寧に交換の仕方を教えてくれました。私は看護師としての未熟さを痛感し、その後は先輩の意見を聞いたり、自分で工夫してみたり、試行錯誤していくうちにスムーズに交換ができるようになりました。
終末期の患者さんを担当したときは、いかにして疼痛コントロールをしていくかだけに集中し、訪問を終えていました。しかし先輩から、看護師としての技術的なケアも必要だけれど、その他にもリラクゼーションを目的としたマッサージやご家族の不安に対して話し合う時間を持つこともなども大切なケアだ、ということを教わりました。このことは私にとって、とても大きな気付きでした。
入職してすぐは看護技術もなく大学の演習以来で、毎回緊張し、失敗もあり、このまま続けていても大丈夫かな?と不安になったことも何度もあります。でも、先輩方からアドバイスをもらい、自分でも勉強し、工夫を続けていくうちに、今ではできることが増え、それが自分にとって大きな自信になっています。
そしてこれから5年、10年後は、市橋所長や先輩ナースのようになり、さらには訪問看護ステーションの管理者になりたい!という夢もできました。